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雅楽の夕に
開催日時：2014年8月13日 16:00
会 場：大崎八幡宮境内
料 金：入場無料
うたのちから
「雅楽の夕に、一緒に雅楽を。」と題して、東日本大震災の年から皆さまとともに演奏し、歌ってきました。今年は四回目の夏を迎えます。一緒に演奏しましょう、歌いましょう、と思い切ってポスターで呼びかけてみたものの、最初はいったいどれだけの方が雅楽の楽器を持っていらっしゃるのか、雅楽を歌ってくださるのか、見当もつきませんでした。おそるおそる当日を迎えますと、大崎八幡宮の境内にはなんと何百人もの方々がお集まり下さり、楽器を携えた方々も宮城、福島をはじめとする東北各県、東京、神奈川、とあちこちから集まって下さったのでした。
私たち音楽家がただ皆さまに演奏を聴いていただくのではなく、被災された音楽愛好の方々と一緒に演奏し、この地に住まう方々と一緒に歌うことで「ともに生きる」という気持ちをあらたにしよう、との決意ではじめた「雅楽の夕に、」ですが、想像をはるかに超えるご参加に驚き、その歌声と演奏の力強さに圧倒されました。毎年感動の輪が広がり、昨年はアメリカやドイツからも駆けつけていただいています。
今年もともに奏で、ともに歌いましょう。 昨年に続き伊達政宗公作歌の『入りそめて』、そして大崎八幡宮の鎮守の杜が詠まれた『萬代』の二つの歌も、愛らしい巫女舞に合わせて一緒にお歌いいただけます。夏の夕刻、皆さまの演奏と歌声は復興への力強いささえとなることでしょう。
「雅楽の夕に、」実行委員・笙奏者 宮田まゆみ
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